トップジンM水和剤はどうやって使う？ ─キュウリ、ナス、トマト、イチゴのうどんこ病や炭疽病、灰色かび病などを防除するトップジンM水和剤の使い方を徹底解説！
- daikihirayama3z
- 8月13日
- 読了時間: 3分
更新日：8月14日
キュウリやナス、トマト、イチゴなどを育てていると、うどんこ病、炭疽病、灰色かび病などの病害が発生しやすく、防除に苦労する農家さんは少なくありません。
こうした病気は一度発生すると収量や品質に大きな影響を与えます。そんな悩みを解決できる資材が「トップジンM水和剤」です。
広範囲の病害に対応でき、予防から初期治療まで幅広く活用できるのが特長です。本記事では、効果的な使い方や注意点を、信頼性の高い情報をもとに解説します。
こんな方におすすめ
うどんこ病や炭疽病、灰色かび病で困っている
トップジンM水和剤の効果や使い方を知りたい
病害防除の効率を上げたい
1. 商品概要
分類 | 農薬（ベンズイミダゾール系） |
主な対象病害 | うどんこ病、炭疽病、灰色かび病、斑点病など |
使用場面 | 発病初期または予防段階 |
提供形態 | 水和剤（粉末） |
2. 特長・メリット
2-1. 広範囲の病害に対応
予防と治療の両方に使え、複数の病気を同時に防除可能。
2‑2. 予防効果の持続性
適切に散布すれば長期間効果が持続し、防除回数を減らせる。
2‑3. 作物への安全性
適正使用量を守れば薬害のリスクが低い。
ポイント：
他剤とのローテーション散布で耐性菌の発生を抑制可能
3. 導入事例・実証データ
農家プロフィール／面積 | 投入量・時期 | 結果 |
|---|---|---|
トマト／30a | 1000倍希釈、10日間隔×3回 | 炭疽病発生を90%以上抑制 |
イチゴ／20a | 1500倍希釈、発病前から2週間間隔で散布 | 灰色かび病被害果率が3%未満に減少 |
4. 使い方・適切な散布／設置手順
準備物：トップジンM水和剤、噴霧器、清水
希釈倍率：1000〜1500倍（作物と病害による）
タイミング：発病初期または予防段階
手順：水に薬剤を均一に溶かし、葉裏までムラなく散布
注意点：同系統薬剤の連用は避ける、散布後4〜6時間は雨を避ける
Tip： 高湿度や低風通しの環境では病気が発生しやすいので早めの予防散布が効果的。
5. 関連資材との相乗効果
商品名 | 目的 | 使用タイミング |
|---|---|---|
アミスター20フロアブル | 広範囲病害防除補強 | トップジンの合間 |
モレスタン水和剤 | うどんこ病集中防除 | 発病初期 |
6. FAQ
Q1：トップジンMは予防にも使えますか？
A：はい。発病前から散布することで高い予防効果を発揮します。
Q2：有機農業でも使えますか？
A：有機JASでは使用できません。慣行栽培向けの農薬です。
Q3：収穫前日でも散布できますか？
A：作物ごとに収穫前日数が設定されているため、ラベルを確認してください。
7. まとめ
トップジンM水和剤は、キュウリ、ナス、トマト、イチゴなど多くの作物で発生する病害に有効な防除資材です。
予防から初期治療まで幅広く対応し、病気の被害を最小限に抑えます。
適切な使用方法とローテーションを組み合わせれば、長期的な病害管理が可能です。
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