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ベニカXファインスプレーはどうやって使う?─【園芸・家庭菜園に!】アブラムシ、コナジラミ、うどんこ病、灰色かび病を防除するベニカXファインスプレーの使い方を徹底解説!

家庭菜園やベランダ園芸でいちばん厄介なのが、アブラムシ・コナジラミなどの吸汁害虫と、うどんこ病・灰色かび病のようなカビ性の病気。

放置すると株が弱り、収穫量も観賞価値も落ちます。


ベニカXファインスプレーは、害虫に速く効く成分と病気を防ぐ成分を同時に配合した殺虫殺菌剤(スプレータイプ/希釈不要)。発生初期〜発病初期に葉裏までしっかり吹き付けるだけで、家庭菜園の代表的なトラブルに広く対応できます。

メーカー(KINCHO園芸/旧・住友化学園芸)の案内では、アブラムシに対して約1か月の持続性が見込めるとされており、野菜(きゅうり・なす・トマト等)では収穫前日まで使用可(作物ごとの使用回数制限あり)。


本記事では、正しい使い方・適用作物・使用回数をやさしく整理し、失敗しない散布のコツ安全上の注意まで一気に解説します。


こんな方におすすめ

  • 家庭菜園・ベランダ菜園でアブラムシコナジラミに悩んでいる

  • うどんこ病/灰色かび病の初期対策を知りたい

  • ベニカXファインスプレーの使い方・使用回数・収穫前日まで使えるかを確認したい


1. 商品概要

分類

殺虫殺菌剤(家庭園芸用)/スプレー剤(原液・希釈不要

有効成分

クロチアニジン(ネオニコチノイド系/殺虫)、フェンプロパトリン(ピレスロイド系/殺虫)、メパニピリム(殺菌)

主な対象

害虫:アブラムシ類、コナジラミ類、(作物により)ハダニ類・ハモグリバエ類 等/ 病気:うどんこ病、灰色かび病ほか(作物別の適用表を参照)

使用場面

発生初期・発病初期(症状が軽いほど効果的)

提供形態

ハンドスプレー

メーカー

KINCHO園芸(旧:住友化学園芸)

2. ベニカXファインスプレーの特長・メリット

2‑1. これ1本で“虫”と“病気”を同時ケア

殺虫2成分+殺菌1成分の配合で、害虫と病気をまとめて対処できます。


2‑2. 速効+持続(アブラムシで約1か月)

速く効きはじめ、アブラムシで約1か月の持続がメーカー案内で示されています(環境や株の状態で変動)。


2‑3. 使い方が簡単(希釈不要)

よく振って葉裏までムラなくスプレーするだけ。準備の手間が少なく、ベランダ/プランターでも扱いやすい。


ポイント:被害が広がってからより、発生初期/発病初期に使うほど効果的。重症化した株は、併せて発病部位の除去環境改善(風通し・日照)も。

3. ベニカXファインスプレーの導入例

栽培シーン

目的

タイミング

使い方の要点

経過の目安

きゅうり(プランター)にアブラムシ

吸汁被害の抑制

新芽の周りに虫を見かけたら“発生初期

夕方、葉裏まで濡れる量を均一に噴霧。新芽・つるの分岐部を重点的に。

翌日以降に生存虫を再確認し、7〜10日あけて必要なら再散布(※使用回数制限に注意)。

なすのうどんこ病 初期

白い粉状斑の拡大防止

葉の表裏に白斑を見つけたら“発病初期

葉表だけでなく葉裏・株元の落葉にも散布。病斑の多い葉は除去

環境(過湿・風通し)も改善。必要に応じて7〜10日後を目安に再散布。

ミニトマトのコナジラミ

黄化・すす病化の予防

成葉裏の白い小虫や幼虫スケールを確認

葉裏を中心にていねいに。黄色粘着トラップも併用で侵入監視。

本剤はミニトマトでは1作1回までが登録(再使用は不可)。

補足:具体的な使用回数収穫前日まで使用可否は、作物ごとに異なるため、下の「作物別適用表」を必ず確認してください。

4. ベニカXファインスプレーの使い方・適切な散布/設置手順

  1. 準備:

    屋外の風の弱い時間帯(朝夕)を選び、容器をよく振る(沈殿対策)。肌の露出を避け、手袋・マスク・長袖長ズボンを着用。


  2. 散布量:

    希釈不要(原液)葉がしっとり濡れる程度まで、葉裏を中心にムラなく噴霧。滴下するほどかけすぎない。


  3. タイミング:

    害虫は発生初期、病気は発病初期が基本。雨天・直後の潅水は避け、散布後は数時間は濡らさない。


  4. 再確認:

    翌日〜数日後に残存虫・症状の広がりを確認し、必要に応じて7〜10日間隔で再散布作物別の使用回数上限必須確認)。


  5. 注意点:

    ボケ(木瓜)・サクランボ(おうとう)には薬害の恐れ花弁への付着はシミの原因。ミツバチ・蚕への影響に配慮。人やペット、洗濯物にかからないように。


作物別適用表(最新ラベル要点)

作物名

適用害虫・病気

希釈倍数

使用時期

本剤使用回数

きゅうり

うどんこ病/褐斑病/アブラムシ類/コナジラミ類

原液

収穫前日まで

3回以内

なす

うどんこ病/灰色かび病/アブラムシ類/コナジラミ類/ハダニ類/ハモグリバエ類

原液

収穫前日まで

3回以内

トマト

灰色かび病/アブラムシ類/コナジラミ類/ハモグリバエ類

原液

収穫前日まで

3回以内

ミニトマト

灰色かび病/アブラムシ類/コナジラミ類/ハモグリバエ類

原液

収穫前日まで

1回

ばら

うどんこ病/黒星病/灰色かび病/アブラムシ類など

原液

発生/発病初期

4回以内

花き類・観葉植物(ばら・花月除く)

うどんこ病/灰色かび病/アブラムシ類/コナジラミ類/ハダニ類/ハモグリバエ類/ハスモンヨトウ

原液

発生/発病初期

4回以内

花月(カランコエ)

うどんこ病/灰色かび病/アブラムシ類など

原液

発生/発病初期

4回以内

収穫前日まで可否本剤の使用回数作物で異なるため要確認。


Tip:うどんこ病は風通しが悪い・過乾燥で拡大しやすい。剪定や株間確保、過剰な窒素を避けるなど栽培環境の見直しも同時に行うと再発予防に有効。

5. 関連資材との相乗効果

資材名

目的

使用タイミング

アーリーセーフ

物理的に害虫を覆って抑える

薬剤抵抗性リスク低減のローテーションに。病害には効かない。混用はせず別日に。

家庭園芸用カリグリーン

うどんこ病の補助防除

発病初期に交互散布で再発抑制。

注意:本剤は希釈不要の完成品。他剤とは交互散布・別日処理で使い分けます。



6. FAQ

Q1:食べる野菜に使っても大丈夫?いつまで使えますか?

Aきゅうり・なす・トマト・ミニトマトでは収穫前日まで使用可です。ただし本剤の使用回数が作物別に決まっています(多くは3回以内、ミニトマトは1回)。

Q2:葉が白くなる“うどんこ病”にも効きますか?

Aはい。うどんこ病には適用があります(作物別)。発病初期に、葉表裏へむらなく。環境改善(風通し・過密回避)も合わせて行いましょう。

Q3:ベニカXネクストスプレーとの違いは?

A有効成分の組成が異なります。対象や回数制限が変わるため、ラベルを必ず確認し、同一作物での総使用回数(有効成分ごと)を超えないよう管理してください。

Q4:雨の前でも散布していい?

A降雨や直後の潅水は避けます。乾いた葉に散布し、数時間は濡らさないのが基本です。

7. まとめ


ベニカXファインスプレーは、家庭菜園の代表的な害虫(アブラムシ・コナジラミ等)と病気(うどんこ病・灰色かび病)を一本で手早く対処できる希釈不要スプレーです。


効果を引き出すコツは、発生初期/発病初期葉裏まで


作物別の使用回数収穫前日まで可否を守り、環境改善やローテーションも組み合わせれば管理はぐっと楽になります。製品ラベルを確認のうえ、無理なく安全に使いこなしましょう。



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