天敵のごちそう 使い方ガイド | スワルスキーカブリダニ編
- daikihirayama3z
- 2025年6月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年8月25日
スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii )は、アザミウマ類やコナジラミ類などの小型害虫を中心に捕食するカブリダニ類です。
高温にも比較的強く、温室野菜での生息・定着性の高さから世界的に利用が拡大しています。
スワルスキーカブリダニが利用される主な作物には、キュウリ、ピーマン、ナス、イチゴ、メロンなどがあります。
「天敵のごちそう」を活用し、スワルスキーカブリダニの防除効果を最大化しましょう。
目次 |
|---|
1. スワルスキーカブリダニの基本情報 |
2. 国内販売製剤リスト |
3. 天敵のごちそうの使い方 |
スワルスキーカブリダニの基本情報

ターゲット害虫 | アザミウマ類/コナジラミ類/チャノホコリダニ/ハダニ類 |
|---|---|
活動温度範囲 | 15〜35 ℃(最適 ≈28 ℃) |
1雌当たり平均産卵数 | 1日に2卵(25 ℃) |
卵期間 | 約2日(25℃) |
幼虫期間(若虫期間含む) | 約4-5日(25℃) |
繁殖可能 になるまでの日数 | 約6 日(26 ℃下、卵→成虫) |
国内販売製剤リスト
剤型* :散布型=ボトル包装 / パック=吊り下げパック等 参考価格* :最小容量ボトル等の目安。価格は時期・仕入先等によって変動します
天敵のごちそうの使い方
散布タイミング
タイミング | 散布量 | 説明 |
|---|---|---|
① 放飼直前 (1日前~当日) | 2aにつき1本 | 害虫密度が低い段階で、本資材を入れることで "圃場内に害虫ではないエサがある状態" を作る |
② 放飼7~10日後 | 2〜3aにつき1本 | 放飼時の幼虫が成虫になった時のエサとしての役割 次世代の天敵個体数増加のために |
③ 維持期 | 3aにつき1本 | ①〜②で放飼初期の定着を促進完了。 毎年、害虫被害が増加する時期の1週間前などに。 |
散布箇所
作物名 | 散布部位 | 説明 |
|---|---|---|
イチゴ | 株元(クラウン) 下位葉~中位葉 | クラウン部には天敵が好む隙間がある |
トマト | 下位葉・中位葉 生長点 | タバコカスミカメは生長点が好き |
キュウリ | 下位葉・中位葉 | 茎に散布 → 餌が下に伝って残る |
ナス | 下位葉・中位葉 | 葉を中心に散布 |
ピーマン | 下位葉・中位葉 | 葉を中心に散布 |
その他作物 | 株元・下位葉中心 | 作物特性に応じて葉・茎周辺を散布 |
※ 散布時、果実には付かないようご注意ください。










